凶悪事件とは、一般的に殺人・強盗殺人・無差別殺傷など、重大な結果を伴う犯罪を指す言葉として用いられる。
被害者の生命が奪われる事件や、多数の死傷者が出る事件は社会に強い衝撃を与え、長く記憶されることが多い。
日本でもこれまでに、無差別殺傷事件、連続殺人事件、大量殺人事件など、社会に大きな影響を与えた凶悪事件が数多く発生してきた。
これらの事件は、刑事裁判や刑罰制度、警察捜査、社会問題の議論にも大きな影響を与えている。
このページでは、日本で発生した代表的な凶悪事件をまとめている。
各事件の詳細については、個別の記事で事件の経緯、捜査、裁判、判決などを詳しく解説している。
凶悪事件の主な分類
無差別殺傷事件
秋葉原通り魔事件(2008年)
東京都千代田区秋葉原の歩行者天国で、男がトラックで歩行者に突入した後、ナイフで通行人を次々に襲撃。
7人が死亡、10人が重軽傷を負った無差別殺傷事件。

相模原障害者施設殺傷事件(2016年)
神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で、元職員の男が入所者を次々と刺傷。
19人が死亡し、戦後日本でも最悪規模の大量殺傷事件の一つとなった。

連続殺人事件
永山則夫連続射殺事件(1968〜1969年)
永山則夫が東京都、京都府、北海道、愛知県で4人を拳銃で射殺した事件。
死刑適用の判断基準として知られる「永山基準」が示された裁判でも知られる。

宮崎勤連続幼女誘拐殺人事件(1988〜1989年)
東京都と埼玉県で幼女4人を誘拐・殺害した連続殺人事件。
犯行の異常性から社会に大きな衝撃を与えた。

大量殺人事件
京都アニメーション放火殺人事件(2019年)
京都市伏見区のアニメ制作会社スタジオで男が放火し、36人が死亡。
戦後日本で最も多くの犠牲者を出した放火事件となった。

津山事件(1938年)
岡山県の集落で男が住民を次々と襲撃し、30人が死亡した事件。
日本犯罪史上最大規模の大量殺人事件として知られる。

強盗殺人事件
三菱銀行人質事件(1979年)
大阪市の三菱銀行北畠支店で男が銀行強盗を行い、人質を取って立てこもった事件。
行員らが殺害されるなど重大事件となった。

名古屋闇サイト殺人事件(2007年)
インターネット掲示板で知り合った男3人が女性を拉致し、金銭目的で殺害した事件。
強盗殺人罪で主犯格に死刑判決が言い渡された。

凶悪事件一覧
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大久保清連続殺人事件|群馬の連続女性殺害事件 8人を殺害した死刑囚(1971年)
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名張毒ぶどう酒事件|農薬入りぶどう酒で5人死亡 冤罪論争が続く未解決性を残す事件(1961年)
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山口連続殺人放火事件|集落を震撼させた5人殺害・連続放火の全経過
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山野静二郎事件|1982年強盗殺人と死刑確定から44年、執行前に病死した死刑囚
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会津美里夫婦強殺事件|妻についた嘘を隠すため夫婦を殺害した横倉明彦事件
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宮崎家族3人殺害事件|妻・義母・生後5か月の長男を殺害した奥本章寛事件
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鬼熊事件|明治期に起きた連続強盗殺人の実像と処刑まで
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関西青酸連続殺人事件|婚活相手や夫に青酸化合物を飲ませた筧千佐子の連続毒殺事件
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SMクラブ下克上殺人事件|陸田真志が経営者と店長を殺害し店を乗っ取った凶悪事件
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堺市連続強盗殺人事件|西口宗宏による襲撃・裁判・その後の全記録
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大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件|少年グループによる集団暴行と死刑確定まで
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首都圏連続女性殺害事件|関根元による拉致監禁と連続殺人の全貌
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石巻3人殺傷事件|元交際相手の実家を襲い2人を殺害、1人に重傷を負わせた千葉祐太郎事件
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財田川事件|死刑確定から再審無罪へ―自白の信用性が崩れた冤罪事件
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日立妻子6人殺害事件|土肥博文が妻と子ども5人を刺殺し放火した家庭内大量殺人事件
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池田小児童殺傷事件|2001年に発生した学校無差別殺傷事件
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長崎ストーカー殺人事件|警察対応の不備が深刻に問われた筒井郷太事件
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名古屋老夫婦強盗殺人事件|近隣の80代夫婦を殺害し財布を奪った松井広志事件
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藤沢市母娘ら5人殺害事件|交際相手の家族3人と共犯関係者2人を相次いで殺害した藤間静波事件
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山梨・新潟連続殺人事件|逃走のため2人を殺害した死刑囚 藤島光雄
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横浜・深谷連続殺人事件|新井竜太と従兄弟・高橋隆宏が2人を殺害した連続殺人事件
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富山・長野連続女性誘拐殺人事件|「赤いフェアレディZの女」宮崎知子による身代金目的連続誘拐殺人
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岩手県洋野町母娘強盗殺人事件|民家を襲い母娘を殺害した凶悪事件
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福島悪魔払い殺人事件|祈祷師・江藤幸子が「悪魔払い」と称する集団暴行で信者6人を死亡させたカルト型連続殺人事件