事件概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事件名 | 大和連続主婦強盗殺人事件 |
| 発生 | 2001年8月〜9月 |
| 発生場所 | 神奈川県大和市 |
| 被害者 | 主婦2人 |
| 犯人 | 庄子幸一 |
| 共犯 | 山本章代 |
| 罪名 | 強盗強姦・強盗殺人・強盗など |
| 判決 | 庄子幸一:死刑 / 山本章代:無期懲役 |
| 死刑確定 | 2009年 |
| 死刑執行 | 2019年8月2日 |
| 性質 | 連続強盗強姦殺人 |
事件の注目ポイント
大和連続主婦強盗殺人事件は、神奈川県大和市で発生した住宅侵入型の連続強盗強姦殺人事件である。
本事件が注目された理由は次の点にある。
- 主婦宅を狙った侵入型犯罪
- 強盗+強姦+殺害という極めて悪質な犯行
- 共犯女性を伴う連続犯行
- 祈祷師の言葉を犯行動機として主張
- 被害者2人で死刑判決
裁判では、犯行の残虐性と計画性が重視され、庄子幸一に死刑が言い渡された。
犯人・庄子幸一
庄子幸一は当時46歳。
定職がなく、交際していた女性 山本章代 とともに各地を転々としていた。
生活は不安定で、金銭に困窮していた。
2人は以前から
- 窃盗
- 強盗
などの犯罪を繰り返していたとされる。
共犯女性・山本章代
山本章代は庄子の交際相手で、犯行に同行していた。
彼女は
- 被害者宅への侵入
- 見張り
- 金品の持ち出し
などに関与していた。
裁判では、庄子の主導性が強かったと認定されている。
祈祷師の影響
事件で大きく注目されたのが
祈祷師の存在
である。
庄子は裁判で
「祈祷師から
5人の障害を取り除けば運が開ける
と言われた」
と供述した。
しかし裁判所は、
- 犯行は金銭目的
- 性的欲求
によるものと判断し、この主張を量刑上考慮しなかった。
第1の事件
2001年8月28日
大和市の住宅に侵入。
54歳の主婦を襲撃した。
犯人らは
- タオルで口を塞ぐ
- 殴る蹴るの暴行
- 性的暴行を試みる
などの行為を行った。
被害者が抵抗したため
- ベルトで首を絞める
- 刃物で刺す
などして殺害した。
その後
現金約23万円
を奪い逃走した。
第2の事件
2001年9月12日
再び大和市の住宅を狙う。
42歳の主婦宅に侵入。
庄子は
- スタンガン
- ナイフ
を使って脅迫。
被害者の
- 手足を粘着テープで拘束
- 口を塞ぐ
などして身動きを取れない状態にした。
その後
性的暴行(強姦)
を加えたと認定されている。
犯人は証拠隠滅のため
- 顔をテープで覆う
- 浴室に連れていく
などし、
窒息死
させた。
その後、金品を奪い逃走した。
捜査経過
神奈川県警は
- 指紋
- ATMの利用履歴
- 防犯カメラ
などを分析。
庄子と山本の関与が浮上した。
2人は逮捕され、犯行が明らかになった。
裁判の争点
裁判では
- 強盗目的
- 性的暴行
- 殺害の計画性
などが争点となった。
裁判所は
女性を狙った強盗強姦殺人という極めて悪質な犯行
と認定した。
死刑判決
横浜地裁は
- 連続犯行
- 強盗強姦
- 殺害態様の残虐性
などを重視し、
庄子幸一に死刑
を言い渡した。
共犯の山本章代には
無期懲役
が言い渡された。
死刑確定と執行
庄子は控訴・上告したが棄却され、
2009年に死刑が確定。
2019年8月2日、
死刑が執行された。
社会的影響
この事件は、
- 住宅侵入犯罪
- 性犯罪
- 強盗殺人
の危険性を改めて社会に認識させた。
特に
昼間の住宅街でも凶悪犯罪が発生する
という点が強く注目された。
現在の位置づけ
大和連続主婦強盗殺人事件は、
住宅侵入型の強盗強姦殺人事件
として日本の凶悪犯罪史に残る事件となっている。













