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山口連続殺人放火事件|集落を震撼させた5人殺害・連続放火の全経過

事件概要

項目内容
発生日時2013年7月21日
発生場所山口県周南市金峰(旧鹿野町の山間部)
事件種別連続殺人・放火
被害者5人(近隣住民)
加害者保見光成(当時63歳)
判決死刑確定(2023年)
概要山口県周南市の山間集落で住民5人が相次いで殺害され、住宅が放火された事件。地域社会の閉鎖性や人間関係の軋轢が背景にあるとされた。

1. 事件の発生

2013年7月21日未明から朝にかけて、
山口県周南市金峰の山間部で住宅火災が相次いで発生。

焼け跡などから住民5人の遺体が見つかり、
連続殺人・放火事件であることが判明した。

被害者はいずれも高齢の住民で、
顔見知り同士が暮らす小規模集落だった。


2. 加害者・保見光成

事件後まもなく、
同じ集落に住む保見光成が浮上。

現場周辺での目撃情報や物証などから逮捕された。

保見は以前から近隣住民との関係が悪化しており、
トラブルや孤立が指摘されていた。

公判では、

  • 地域内での対立
  • 被害者との関係性
  • 放火による証拠隠滅の意図

などが争点となった。


3. 犯行の経過

判決によれば、

  • 被害者宅を次々に訪問
  • 刃物などで襲撃
  • その後住宅に放火

という流れで犯行が進んだと認定された。

短時間に5人が殺害され、
集落は壊滅的な打撃を受けた。


4. 捜査と裁判

山口県警は大規模捜査本部を設置。

物証や鑑定結果、
周辺証言などを積み上げて起訴に至った。

第一審(山口地裁)は死刑判決。
控訴審でも維持。
2023年、最高裁で死刑が確定した。

責任能力の有無が争われたが、
完全責任能力が認定された。


5. 背景と地域社会

本件では、

  • 過疎高齢化集落
  • 住民同士の閉鎖的関係
  • 長年の軋轢

が背景として指摘された。

地方の小規模集落における
人間関係の固定化と孤立問題が注目された。


6. 社会的影響

事件は、

  • 地域コミュニティの崩壊リスク
  • 高齢者社会の孤立問題
  • 放火を伴う連続犯行への対策

などを議論させた。

都市型無差別事件とは異なり、
「顔の見える関係」で起きた大量殺人として衝撃を与えた。


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まとめ

山口連続殺人放火事件は、
2013年に山口県周南市で発生した5人殺害の重大事件である。

加害者・保見光成に死刑判決が確定し、
地方集落での人間関係と孤立の問題を浮き彫りにした。

戦後日本における重大地域型連続殺人の一つである。