和光市本町地内女性看護師殺人事件|78歳看護師が自宅マンションで絞殺された未解決事件

公開日 2026年3月25日
最終更新 2026年7月31日

和光市本町地内女性看護師殺人事件は、2004年4月9日午前、埼玉県和光市本町のワンルームマンションで、78歳の女性看護師が首を絞められて殺害されているのが発見された事件である。現在でも犯人は逮捕されておらず、事件は未解決である。埼玉県警察は現在も「未解決凶悪事件」として公式ページを公開し、朝霞警察署刑事課が情報提供を受け付けている。

POINT
この記事でわかること
  • 2004年4月9日に和光市本町のマンションで何が発見されたのか
  • 女性看護師が勤務先を早退してから消息を絶つまでの足取り 自宅室内の状況と、犯行動機・犯人像をめぐる未解明部分 現在も埼玉県警察が続ける公開捜査と情報提供窓口
  • 和光市本町地内女性看護師殺人事件が発生してから事件が発覚するまでの経緯

和光市本町地内女性看護師殺人事件の概要

事件名和光市本町地内女性看護師殺人事件
発生場所埼玉県和光市本町のワンルームマンション
被害女性看護師(当時78歳)
被告人等未特定
現在の状況和光市本町地内女性看護師殺人事件は、2004年4月9日午前、埼玉県和光市本町のワンルームマンションで、78歳の女性看護師が首を絞められて殺害されているのが発見された事件である。現在でも犯人は逮捕されておらず、事件は未解決である。埼玉県警察は現在も「未解決凶悪事件」として公式ページを公開し、朝霞警察署刑事課が情報提供を受け付けている。

2004年4月9日に和光市本町のマンションで何が発見されたのか

埼玉県警察によると、室内で78歳の女性看護師が首を絞められて殺害されているのが発見された。現場は東武東上線などが乗り入れる和光市駅から南西約900メートルの位置にある。当時の報道では、死亡した女性は看護師の小出シツヱさんとされている。高齢ながら勤務を続けていた女性が、自宅とみられる生活空間で何者かに殺害されたことで、警察は殺人事件として捜査した。

山中や人通りのない場所で遺体が見つかった事件ではない。鉄道駅から約1キロ圏内の市街地にある集合住宅で起きており、犯人がどのように室内へ入り、事件後にどの経路で立ち去ったのかが重要な問題となった。

3月31日昼ごろ、勤務先を早退していた

埼玉県警察が現在も公開している情報では、女性は遺体発見の9日前にあたる3月31日の昼ごろ、勤務先を早退していた。なぜ早退したのかについて、県警の公開ページでは詳しい理由は示されていない。体調不良だったのか、私的な予定があったのか、それとも事件につながる何らかの事情が存在したのかは、公表情報からは分からない。

この「早退」という事実は事件を考えるうえで重要ですが、それだけで犯人との約束や待ち合わせがあったと推測することはできない。未解決事件では、後から見ると意味深く感じられる行動が、実際には事件と無関係ということもある。本件でも、早退理由と殺害の因果関係は確認されていない。

午後5時40分ごろ、自宅近くで同僚が目撃

女性の最後の足取りとして、県警が明確に示しているのが2004年3月31日午後5時40分ごろの目撃情報である。同僚の看護師が、自宅近くを歩いている女性の姿を確認した。埼玉県警察は、この目撃を最後に女性の所在が分からなくなったとしている。つまり少なくとも3月31日夕方までは、女性が自宅周辺で行動していたことになる。その後、4月9日に遺体で発見されるまで、公的に確認された足取りは示されていない。

約9日間の空白のどの時点で犯人と接触したのかが、事件解明の核心である。最後の目撃直後に襲われたのか、翌日以降も生存していたのかについて、現在の県警公開情報では明らかにされていない。

行方不明から遺体発見までの「空白の9日間」

3月31日夕方の目撃から4月9日の遺体発見までには、長い空白がある。当時の報道では、勤務先側も女性と連絡が取れなくなり、家族を通じて警察への届け出につながったとされている。その後、警察官らが室内を確認し、遺体を発見した。しかし、女性が勤務を早退した後に誰と会ったのか、自宅へ戻ってから来訪者があったのか、電話や手紙などで約束をしていたのかについて、決定的な事実は公表されていない。

犯行時刻を狭い時間帯に特定できなければ、周辺を通行した人物や車両、防犯カメラ映像などの確認対象も広がる。2004年当時は現在ほど街頭防犯カメラやスマートフォンの位置情報が普及しておらず、長期未解決化を考えるうえで時代的な捜査環境も無視できない。

首を絞められた殺人|犯行の詳しい状況は限定的にしか公表されていない

埼玉県警察が現在公式に公表している核心事実は、女性が首を絞められて殺害されたという点である。当時の報道では、女性は室内のベッド付近で発見され、遺体がシーツに包まれるような状態だったとの情報もある。また、身体の一部がひも状のもので縛られていたとする報道も残っている。

ただし、現在の埼玉県警公式ページは、こうした細部を公開していない。どの痕跡が犯人だけが知る「秘密の暴露」に関わるのか分からないため、未解決事件では捜査機関が犯行状況の全てを公表しないことがある。したがって、ネット上で流通する細かな現場描写をすべて確定情報として扱うのは適切ではない。確実に確認できるのは、78歳の女性看護師がマンション室内で絞殺されていたことである。

犯人は顔見知りだったのか|室内侵入の経緯は未解明

集合住宅の室内で起きた殺人事件では、犯人がどのように被害者へ接近したのかが重要である。被害者自身がドアを開けたのであれば、知人や訪問目的を持つ人物だった可能性が考えられる。一方、無施錠の時間帯を狙った侵入や、何らかの方法で室内へ入った可能性も否定できない。

当時の一部報道では、室内が激しく荒らされた形跡はなく、財布や通帳などが残っていたとされている。また、玄関が施錠されていたとの情報もある。仮にこうした状況が正確なら、典型的な空き巣が侵入し、金品を奪う過程で殺害したという単純な事件像とは一致しにくい面がある。

ただし、顔見知りによる犯行と公的に確定したわけではない。犯人が金品以外の目的で侵入した可能性や、物を奪わず立ち去った可能性もあり、現場状況だけから被害者との面識を断定することはできない。

強盗目的か、怨恨か|犯行動機は現在も不明

和光市本町地内女性看護師殺人事件では、犯行動機が解明されていない。金銭目的、個人的な恨み、仕事上の関係、偶発的なトラブルなど、殺人事件では複数の可能性が検討される。しかし本件について、県警が特定の動機を現在の公式ページで示している事実はない。女性は看護師として働いており、多くの患者や医療関係者と接点を持ち得る立場だった。

ネット上では、特定の人間関係や金銭問題を原因とする説が語られることがありますが、公的な裏付けが確認されていないものは未確認情報である。逮捕者がいない以上、実名の個人を犯人視することは避ける必要がある。

高齢の現役看護師がなぜ狙われたのか

被害者が当時78歳でありながら看護師として勤務していた点も、本件の特徴である。当時報道では嘱託看護師として働いていたとされている。高齢者を狙った金品目的の犯罪だったのか、それとも被害者個人に何らかの理由があったのか。犯人の動機が分からないため、年齢や職業が事件とどう結びついているのかも解明されていない。

また、女性は3月31日に勤務先を早退している。この行動が体調面など通常の理由によるものなら事件とは無関係ですが、誰かと会う必要があったのであれば捜査上の意味は変わる。現在公開されている情報だけでは、その判断材料が不足している。「早退」「最後の目撃」「遺体発見」の間をつなぐ情報が欠けていることこそ、本件の大きな難点である。

2004年当時の捜査と長期未解決化

埼玉県警は殺人事件として捜査を開始し、被害者の交友関係、勤務先での接点、現場周辺の不審人物や車両などを調べたとみられる。しかし、犯人逮捕には至らなかった。現在まで、本件で特定人物が逮捕・起訴された事実は公表されていない。長期未解決事件では、時間の経過とともに目撃者の記憶が薄れ、車両が廃車・譲渡され、人間関係も変化する。本件は2004年発生であり、すでに20年以上が経過している。

一方、年月が経過したからこそ、当時は話せなかった人物が情報提供できるようになる場合もある。犯人本人と周囲の関係が変わった、過去の会話の意味に後から気づいたなど、古い情報が捜査資料と結びつく可能性は残されている。

現在も埼玉県警の「未解決凶悪事件」に掲載

現在も、和光市本町地内女性看護師殺人事件は解決していない。埼玉県警察は現在も公式サイトの「未解決凶悪事件」に本件を掲載している。個別ページでは、事件発生日、現場位置、女性の最後の目撃情報を公開し、広く情報提供を求めている。これは、単に過去の事件記録を保存しているだけではない。県警は「凶悪犯人を一刻も早く検挙するため」と明記し、犯人を知っている人、現場付近で不審人物や車両を見た人などからの連絡を呼びかけている。

事件発生当時に20代だった人物でも現在は40代、40代なら60代となっている。外見や生活環境は大きく変化している可能性がありますが、過去の言動や事件当時の行動を知る周辺者が存在する可能性はある。

埼玉県警察が現在も求めている情報

埼玉県警察は、現在でも本件について公式に情報提供を求めている。

  • 犯人について心当たりがある
  • 2004年3月31日以降、被害女性を見た
  • 現場付近で不審な人物を目撃した
  • 現場付近で不審な車両を見た
  • 事件について過去に聞いた話がある
  • 当時は重要と思わず警察へ伝えなかった情報がある

現在、埼玉県警察が公式に案内している情報提供先は、朝霞警察署刑事課「048-465-0110」である。また、事件情報提供用としてフリーダイヤル「0120-754-555」も掲載されている。県警は情報提供者の秘密を厳守するとしている。20年以上前の記憶であっても、既存の捜査資料や他の証言と照合することで意味を持つ可能性がある。

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